アメリカで生活していると、日本ではあまり意識しないものが、
日常に出てきて「え、これ普通なの?」と感じることがあります。
そのひとつが「Tornado Shelter(トルネードシェルター)」です。
その名の通り“竜巻が来たときに逃げる場所”と知り、最初は少し非現実的な印象を受けました。
日本だと自然災害といえば台風が一番イメージしやすいと思います。
台風は事前に予報が出て、広い範囲に長時間影響を与えるイメージですが、
トルネードはそれとは少し性質が異なり、非常に局地的で、発生も突然です。
そうした背景があるからか、こちらでは建物の中に「避難すべき場所」があらかじめ決められているケースが多くあります。
専用の避難施設というよりも、会議室や建物内の一部の部屋に「Tornado Shelter」と表示がされており、その場所がそのまま避難場所として機能しているケースが多いです。
オフィスビルや倉庫、商業施設など、さまざまな場所で「Tornado Shelter」や「Safe Area」といった表示を見かけます。
一番イメージが浮かんだのは、『オズの魔法使い』でした。
あの竜巻で家ごと飛ばされる物語を思い出し、
「あれってファンタジーじゃなくて、こっちではわりと現実に寄ってるのかもしれない」と一瞬思ってしまいました。
もちろん危ないからちゃんと避難するためのものですが、
“日常の壁に普通に貼ってある”というのが、まだ不思議な感覚です。
AM




