アメリカで仕事をしていると、「53フィートトレーラー」という言葉をよく耳にします。
最初は、その大きさがあまりイメージできませんでした。
調べてみると、53フィートは約16m。
日本で一般的に走っているトレーラーや40フィートコンテナは約12mなので、一回り大きいサイズです。
こうして数字で比べるとかなり大きく感じますが、アメリカでは特別な車両ではありません。
高速道路では当たり前のように走っており、ごく標準的なトラックとして扱われています。
日本の感覚で見るとかなり大きく感じるため、アメリカに来たばかりの頃は、車で隣を走るだけでも緊張したのを覚えています。
こうしたサイズが標準になっている背景には、アメリカならではの物流事情があります。広い国土の中で、一度に多くの貨物をできるだけ遠くまで運ぶことが求められるため、トレーラーの長さや積載スペースが重視され、53フィートというサイズが定着していったと言われています。
そして面白いのは、トラックの呼び方にも日本と違いがあることです。
アメリカではトラックを「53フィート」や「24フィート」と長さで呼ばれることが多い一方、
日本では「10トン」「16トン」のように積載重量で呼ぶことが一般的です。
もちろんアメリカでも重量制限は厳しく管理されていますが、日常的な会話では長さで認識されることが多く、この違いは印象的でした。
日本では「何トン積めるか」、アメリカでは「何フィートあるか」。
トラックの呼び方ひとつにも、それぞれの物流の考え方や環境の違いが表れているように感じ面白いです。
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