アメリカでの食事場面でホットソースを目にする機会がとても多くあります。
特別な調味料というよりも、どこにでも置かれている“当たり前の存在”に近い印象です。
食堂やレストランでは、テーブルやカウンターに複数種類のホットソースが並んでいることがよくあります。
辛さや風味の異なるものが複数用意されてることもあり、好みに応じて自由に使うスタイルです。
使われ方の幅も印象的です。 肉料理やサンドイッチだけでなく、牡蠣のような海鮮料理にまでホットソースをかけている場面も見かけます。
日本でいう醤油やわさびに近い役割かもしれませんが、それよりももう少し自由度が高く、料理との組み合わせに明確なルールがないように感じます。
印象に残っているのは、社内食堂に置かれていたホットソースです。
そこには4種類のソースが並び、辛さの目安が示されていましたが、その表現が少しユニークでした。
「YUM → DEATH」
思わず笑ってしまいましたが、辛さを直感的に表している点が、いかにもアメリカらしいと感じました。
ホットソースの背景を少し調べると、そのルーツは中南米の唐辛子文化やカリブ海地域の食文化にあると言われています。
保存性を高めるために唐辛子を酢や塩と合わせたものが発展し、そこからさまざまな形で広がっていったそうです。
ホットソースの代表的なものとしてタバスコがありますが、実際にはそれ以外にも非常に多くの種類があり、タバスコはその中の一つのブランドにすぎないようです。
気づけば、何にでもかけている光景にすっかり慣れてしまっている自分がいます。
AM
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